読みもの
銘柄の定義を並べて数えると見えてくることを、データから書いています。数字はすべて各銘柄のページと同じデータから計算しています。
A5でなければ名乗れない? 銘柄牛100件の格付条件を数えた
「A5ランク」は牛肉の格付の結果であって、銘柄の名前ではありません。銘柄を名乗れるかどうかは、それぞれの管理団体や地理的表示の明細書が決めています。このサイトに載せた銘柄牛100件の定義を数えると、肉質等級5(A5・B5)を条件にしている銘柄は1件だけでした。
地鶏の条件は銘柄ごとにこんなに違う — 26銘柄を並べた
地鶏肉の日本農林規格(JAS)は、在来種の血・飼育期間・平飼い・飼育密度の4つを決めています。けれど、銘柄の条件はJASの写しではありません。このサイトの地鶏・銘柄鶏26件を並べると、厳しさも、何を定めるかも、銘柄ごとに違っていました。
松阪牛・神戸ビーフ・近江牛・米沢牛 — 名乗る条件を並べると、決め方がまるで違った
「日本三大和牛」という呼び方に公的な定めはなく、どの銘柄を入れるかは紹介する人によって違います。ここでは名前がよく挙がる4銘柄について、名乗るための条件を一次資料どおりに並べました。性別・産地の決め方・月齢・格付のどれを条件にするかが、銘柄ごとに違います。
未経産の雌か、去勢牛か — 銘柄牛100件の性別の条件を数えた
松阪牛は未経産の雌牛だけ、神戸ビーフは未経産の雌牛と去勢牛。性別を条件にする銘柄は知られていますが、このサイトの銘柄牛100件を数えると、性別を条件にしているのは29件で、残る71件は定義に性別の条件を置いていませんでした。
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銘柄牛はどこで育てば名乗れる? 100件の産地の条件を数えた
銘柄牛の産地の条件は、銘柄によって書き方が違います。この名鑑の100件では、「最長かつ最終の飼養地」が14件、「飼養期間が最長」が9件、「〇〇で肥育」が11件、「〇〇で飼育」が6件。ほかの書き方が39件、産地の条件を定めていない銘柄が21件ありました。
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銘柄牛は何か月齢で出荷? 100件の月齢・肥育期間の条件を数えた
この名鑑の銘柄牛100件のうち、月齢か肥育期間を条件にしているのは28件でした。月齢の下限を数字で決めている銘柄が17件、上限を決めている銘柄が7件。残る72件は、月齢も肥育期間も条件にしていません。
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同じ団体が出す銘柄はどう違う? 13団体・31銘柄の条件を並べた
ひとつの協議会やJAが、条件の違う銘柄をいくつも出していることがあります。この名鑑では13の団体が31銘柄を出していました。団体ごとに、それぞれの銘柄の条件を並べています。ある銘柄が別の銘柄の一部にあたるか、別の銘柄の牛を素牛にする組も12組あります。
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「和牛」と表示できる牛は? 4品種と国内での出生・飼養 — 銘柄牛100件の内訳つき
「和牛」は産地ではなく品種の区分です。農林水産省のガイドラインでは、黒毛和種・褐毛和種・日本短角種・無角和種とそれらの交雑種で、国内で出生し国内で飼養された牛の肉だけを「和牛」と表示できます。この名鑑の銘柄牛100件では、和牛の品種を条件にする銘柄が87件、交雑種や乳用種など和牛ではない銘柄が11件でした。
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銘柄豚38件の条件を数えた — 飼料が29件、格付は8件だけ
銘柄牛ではこの名鑑の100件中68件が格付を条件にしているのに対し、銘柄豚38件で格付を条件にするのは8件だけでした。銘柄豚で最も多い条件は飼料(29件)で、出荷日齢は3件です。
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「黒豚」と名乗れる豚は? 表示のルールと黒豚の銘柄3件
農林水産省のガイドラインでは、「黒豚」と表示できるのは純粋バークシャー種の豚の肉だけです。この名鑑の銘柄豚38件のうち、純粋バークシャー種を条件にするのは3件。ほかに、品種の説明にバークシャーが出てくる銘柄が3件あります。