トップへ › 読みもの

未経産の雌か、去勢牛か — 銘柄牛100件の性別の条件を数えた

松阪牛は未経産の雌牛だけ、神戸ビーフは未経産の雌牛と去勢牛。性別を条件にする銘柄は知られていますが、このサイトの銘柄牛100件を数えると、性別を条件にしているのは29件で、残る71件は定義に性別の条件を置いていませんでした。

AIで生成した画像です

言葉の意味

「未経産」は子牛を産んだことがない雌牛、「去勢牛」は去勢した雄牛のことです。「雌牛」とだけ書く銘柄は、未経産に限っていません。

性別の条件の内訳

性別ごとに別の条件を置く例

淡路ビーフは性別を限定していませんが、枝肉重量の基準を去勢牛と未経産の雌牛について別々に定めています。

  • 枝肉重量:去勢330kg以上、未経産雌280kg以上

淡路ビーフ →

雄を条件にするのはホルスタイン

雄を条件にしているのは、乳用種のホルスタインを肉用に育てる銘柄です。

  • 鹿追牛:乳用種(鹿追町内で生産される乳雄仔牛(交雑種を含む)のみ)
  • しほろ牛:ホルスタイン種
  • 十勝若牛:ホルスタイン種(一部に繁殖能力のない雌(フリーマーチン)等を含む)

数え方

「性別の条件なし」は、各銘柄の出典(地理的表示の明細書・協議会や県の定義)を読み直し、性別の記載がないことを確かめたうえでの分類です(2026年9月28日確認)。親牛や種雄牛の説明に出てくる「雌」「雄」は、出荷される牛の条件ではないので数えていません。なお、出典が県や団体の紹介ページである銘柄もあり、公開されていない規約に性別の定めがある可能性は残ります。

各銘柄の条件の出典は、それぞれの銘柄ページに載せています。