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同じ団体が出す銘柄はどう違う? 13団体・31銘柄の条件を並べた

ひとつの協議会やJAが、条件の違う銘柄をいくつも出していることがあります。この名鑑では13の団体が31銘柄を出していました。団体ごとに、それぞれの銘柄の条件を並べています。ある銘柄が別の銘柄の一部にあたるか、別の銘柄の牛を素牛にする組も12組あります。

団体ごとの銘柄

管理団体は、各銘柄ページの「管理団体」と同じです。条件の文は、銘柄ページの冒頭の1文と同じです。

いわて牛普及推進協議会(2)

  • いわて牛:いわて牛の条件:品種は黒毛和種、産地は岩手県が最長かつ最終の飼養地、格付は肉質等級3以上かつ歩留等級B以上。ほかに、協議会の会員出荷団体から出荷されたもの。月齢の定めはありません。
  • いわて短角和牛:いわて短角和牛の条件:品種は日本短角種、産地は岩手県が最長かつ最終の飼養地、格付は肉質等級2以上。月齢の定めはありません。

JA全農とちぎ(2)

  • とちぎ霧降高原牛:とちぎ霧降高原牛の条件:品種は交雑種(黒毛和種×ホルスタイン種)。ほかに、指定生産者が飼料会社(東日本くみあい飼料㈱)で開発した指定飼料を給与。産地・月齢・格付の定めはありません。
  • とちぎゆめポーク:とちぎゆめポークの条件:産地は県内の指定農場、飼料は東日本くみあい飼料㈱が開発した指定飼料(麦類を通常より多く配合)。品種・出荷日齢・格付の定めはありません。

群馬県食肉品質向上対策協議会(3)

  • 上州牛:上州牛の条件:品種は交雑種(黒毛和種×ホルスタイン種)、産地は日本国内生まれで、最終肥育地が群馬県かつ最長飼養地、格付は肉質等級2以上。ほかに、株式会社群馬県食肉卸売市場でと畜処理。月齢の定めはありません。
  • 上州麦豚:上州麦豚の条件:品種は三元交雑種(ランドレース×大ヨークシャー×デュロック)、産地は前橋市・富岡市・藤岡市・渋川市・榛東村・東吾妻町・上野村・吉岡町・甘楽町、飼料は動物性飼料を排除し、穀物に麦を多く含む専用肥育用飼料。ほかに、契約農家により計画生産された統一銘柄名。構成銘柄は赤城ポーク・あがつま麦豚・上州麦育ち・赤城高原豚・群馬麦豚の5系統。出荷日齢・格付の定めはありません。
  • 上州和牛:上州和牛の条件:品種は黒毛和種、格付は肉質等級2以上。ほかに、株式会社群馬県食肉卸売市場でと畜処理。産地・月齢の定めはありません。

にいがた和牛推進協議会(2)

  • にいがた和牛:にいがた和牛の条件:品種は黒毛和種(去勢牛・未経産の雌牛)、産地は新潟県内で肥育され、最長飼養地が新潟県、格付は肉質等級3以上/歩留等級A・B。ほかに、家畜個体識別システムで移動履歴が確認できること。月齢の定めはありません。
  • にいがた和牛(村上牛):にいがた和牛(村上牛)の条件:品種は黒毛和種(去勢牛・未経産の雌牛)、産地は村上市・関川村・胎内市で肥育されたもの(にいがた和牛として、新潟県内で肥育され最長飼養地が新潟県であることが前提)、格付は肉質等級4以上/歩留等級A・B。ほかに、家畜個体識別システムで移動履歴が確認できること(にいがた和牛の要件)。月齢の定めはありません。

知多牛肉牛部会(2)

  • 知多牛「響」:知多牛「響」の条件:品種は交雑種(黒毛和種×ホルスタイン種)、産地は管内で1年以上肥育、月齢は22か月齢以上。格付の定めはありません。
  • 知多和牛「誉」:知多和牛「誉」の条件:品種は黒毛和種、産地は管内で1年以上肥育、月齢は24か月齢以上、格付は肉質等級3以上。

神戸肉流通推進協議会(2)

  • 神戸ビーフ:神戸ビーフの条件:品種は黒毛和種(未経産の雌牛・去勢牛)、産地は兵庫県で肥育、月齢は28か月齢以上/60か月齢以下、格付は肉質等級4以上/歩留等級A・B/BMS No.6以上。ほかに、枝肉重量:未経産雌牛270〜499.9kg、去勢牛300〜499.9kg、と畜は但馬牛と同じ兵庫県内6か所の食肉センター。
  • 但馬牛:但馬牛の条件:品種は黒毛和種(雌牛・去勢牛)、産地は兵庫県で肥育、月齢は28か月齢以上/60か月齢以下、格付は肉質等級2以上/歩留等級A・B。ほかに、兵庫県内の食肉センター(神戸・加古川・姫路・西宮・三田・但馬)で処理されたもの。

鳥取県牛肉販売協議会(4)

  • 鳥取F1:鳥取F1の条件:品種は交雑種(黒毛和種×ホルスタイン種)、産地は鳥取県で肥育、格付は肉質等級2以上。月齢の定めはありません。
  • 鳥取牛:鳥取牛の条件:品種はホルスタイン種、産地は鳥取県で肥育、格付は肉質等級2以上。月齢の定めはありません。
  • 鳥取和牛:鳥取和牛の条件:品種は黒毛和種、産地は鳥取県で肥育、格付は肉質等級3以上。月齢の定めはありません。
  • 鳥取和牛オレイン55:鳥取和牛オレイン55の条件:品種は黒毛和種、産地は鳥取県での飼養期間が最長、格付は肉質等級4以上/BMS No.6以上。ほかに、オレイン酸55%以上(枝肉を食肉脂質測定装置で測定)、BCS5以上、BFS4以上、歩留C、瑕疵のあるものは除く。月齢の定めはありません。

一般社団法人讃岐牛・オリーブ牛振興会(2)

  • オリーブ牛:オリーブ牛の条件:品種は黒毛和種。ほかに、讃岐牛銘柄推進協議会が定めるオリーブ飼料を給与、飼養マニュアルでは出荷2か月前から毎日100g(振興会の沿革記事による)。産地・月齢・格付の定めはありません。
  • 讃岐牛:讃岐牛の条件:品種は黒毛和種、産地は香川県で飼育、格付は歩留A・Bで肉質5・4等級(金ラベル)、3等級(銀ラベル)。月齢の定めはありません。

JA全農えひめ(2)

  • 伊予牛「絹の味」:伊予牛「絹の味」の条件:品種は黒毛和種、格付は肉質等級2級以上。ほかに、加工は県内の指定食肉センターで行う。産地・月齢の定めはありません。
  • ふれ愛・媛ポーク:ふれ愛・媛ポークの条件:品種は三元交雑種(品種名の記載なし)、飼料は「ふれ愛・媛ポーク」用として小麦や愛媛県産のミカン成分などを配合した、JAグループ独自の飼料。ほかに、養豚経営マニュアル「養豚物語」に基づく管理、最新設備を備えた食肉センターでと畜処理。産地・出荷日齢・格付の定めはありません。

土佐和牛ブランド推進協議会(3)

  • 土佐あかうし:土佐あかうしの条件:品種は褐毛和種、産地は高知県産(牛肉は高知県産褐毛和種として土佐和牛「土佐あかうし」で流通)。月齢・格付の定めはありません。
  • Tosa Rouge Beef:Tosa Rouge Beefの条件:品種は褐毛和種、月齢は28か月齢以上を保証(29か月齢以上を推奨)、格付は牛枝肉取引規格で「A3」「A2」の枝肉を、TRB規格(1次判定13項目・2次判定11項目)で再評価し、「R5」(より良いもの)・「R4」(良いもの)と判定されたもの。ほかに、TRB認定印とブランドマークが押印された枝肉だけが流通する。産地の定めはありません。
  • 土佐和牛:土佐和牛の条件:品種は和牛(品種の限定なし)、産地は高知県で肥育。月齢・格付の定めはありません。

熊本県産牛肉消費拡大推進協議会(2)

  • くまもとあか牛:くまもとあか牛の条件:品種は褐毛和種(去勢牛・未経産の雌牛)、産地は熊本県が最長かつ最終の飼養地、月齢は肥育期間12か月以上、格付は肉質等級2以上(おおむね4以下)。
  • くまもと黒毛和牛:くまもと黒毛和牛の条件:品種は黒毛和種(去勢牛・未経産の雌牛)、産地は熊本県が最長かつ最終の飼養地、月齢は肥育期間12か月以上、格付は肉質等級3以上。

大分県豊後牛流通促進対策協議会(2)

  • おおいた豊後牛:おおいた豊後牛の条件:品種は黒毛和種(未経産の雌牛・雄牛)、産地は大分県での飼養期間が最長。月齢・格付の定めはありません。
  • おおいた和牛:おおいた和牛の条件:品種は黒毛和種(未経産の雌牛・雄牛)、格付は肉質等級4以上。ほかに、指定の生産農場で米やビール粕などを給与。産地・月齢の定めはありません。

鹿児島県地鶏振興協議会(3)

  • 黒さつま鶏:黒さつま鶏の条件:品種は薩摩鶏系の交雑種、産地は鹿児島県内。鹿児島県地鶏振興協議会の会員だけが生産する(市町村の限定はない)、飼育日数は平均105日以上飼育される(下限そのものは公開されていない)。ほかに、協議会が「地鶏肉の特定JASの定義(在来種の血が50%以上・飼育期間75日以上・28日齢以降の平飼い・1㎡当たり10羽以下)をすべて満たす」と明記している、鹿児島県地鶏振興協議会に加入し、年間1,000羽以上出荷できること、ひなの導入後は原則として他の鶏種を飼育しないこと、地鶏を交配に用いないこと。飼い方の定めはありません。
  • さつま地鶏:さつま地鶏の条件:品種は薩摩鶏系の交雑種、産地は鹿児島県内。鹿児島県地鶏振興協議会の会員だけが生産する(市町村の限定はない)、飼育日数は120日〜150日。ほかに、協議会が「地鶏肉の特定JASの定義(在来種の血が50%以上・飼育期間75日以上・28日齢以降の平飼い・1㎡当たり10羽以下)をすべて満たす」と明記している、鹿児島県地鶏振興協議会に加入し、年間1,000羽以上出荷できること、ひなの導入後は原則として他の鶏種を飼育しないこと、地鶏を交配に用いないこと。飼い方の定めはありません。
  • さつま若しゃも:さつま若しゃもの条件:品種は薩摩鶏系の交雑種、産地は鹿児島県内の指定農場で飼育、飼育日数はふ化日から75日以上、飼い方は全期間 平飼い、28日齢以降 1㎡当たり10羽以下。ほかに、JAグループの飼料工場で製造した飼料を生産農場へ供給する、協議会が「地鶏肉の特定JASの定義(在来種の血が50%以上・飼育期間75日以上・28日齢以降の平飼い・1㎡当たり10羽以下)をすべて満たす」と明記している、鹿児島県地鶏振興協議会に加入し、年間1,000羽以上出荷できること、ひなの導入後は原則として他の鶏種を飼育しないこと、地鶏を交配に用いないこと。

ほかの銘柄の一部にあたる銘柄

出典に、ある銘柄が別の銘柄のうち条件を満たすもの、または別の銘柄の牛を素牛にするものと書かれている組です。

数え方

この名鑑で同じ管理団体の名前が付いている銘柄をまとめました。同じ団体でも、名鑑に載っていない銘柄は含みません。

各銘柄の条件の出典は、それぞれの銘柄ページに載せています。