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軍鶏

しゃも在来種 No.24

軍鶏は、地鶏肉のJAS規格が挙げる在来種38品種の1つです(附属書Aの24番)。

国の天然記念物
天然記念物
軍鶏(1941-08-01 指定)

この品種が交配に使われている銘柄

軍鶏奥久慈しゃも東京しゃもはかた地どり川俣シャモ阿波尾鶏長州黒かしわ青森シャモロックやまがた地鶏信州黄金シャモ大和肉鶏媛っこ地鶏豊のしゃも天草大王京地どり彩の国地鶏タマシャモ上州地鶏
  • 奥久慈しゃも — 軍鶏種(雄)と、名古屋種(雄)×ロードアイランドレッド種(雌)の交雑種(雌)を交配して作出した素びなを用いる。原種鶏は茨城県畜産センターが選抜・交配したもの
  • 東京しゃも — 江戸時代から東京都周辺で飼養されていた軍鶏を系統選抜して品種改良した軍鶏と、ロードアイランドレッド種を交配した交雑種に、さらに軍鶏を戻し交配する三元交雑
  • はかた地どり — 福岡県農林業総合試験場が原種鶏として維持している軍鶏などの在来種を交配して作出した雄種鶏と、白色プリマスロック(雌)の交配
  • 川俣シャモ — 軍鶏(雌)×レッドコーニッシュ種(雄)で造成した「大型シャモ」(雄・雌)を交配して造成した種鶏(雄)と、ロードアイランドレッド(雌)の交配
  • 阿波尾鶏 — 徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課より供給された、軍鶏(雄)×ホワイトプリマスロック(雌)の素びな
  • 長州黒かしわ — 「やまぐち黒鶏種」(在来種血統率50%)の雄と、ロードアイランドレッド種(雌)の交配。やまぐち黒鶏種は、黒柏鶏(雄)×ロードアイランドレッド(雌)の交配個体(雌)に軍鶏(雄)を、さらにその交配個体(雄)にホワイトプリマスロック(雌)を交配して作出
  • 青森シャモロック — 軍鶏を改良した「横斑シャモ」(父)と、プリマスロックを改良した「速羽性横斑プリマスロック」(母)の一代雑種。この交配様式で生まれた鶏だけが青森シャモロック
  • やまがた地鶏 — 父鶏は赤笹系シャモ(雄)と名古屋種(雌)の交雑鶏、母鶏は横斑プリマスロック種の三元交雑
  • 信州黄金シャモ — 家畜改良センター兵庫牧場の「シャモ833系統」を父親、名古屋種を母親とする交雑種
  • 大和肉鶏 — 名古屋種(雄)×ニューハンプシャー種(雌)の一代雑種(雌)に、シャモ(雄)を交配した三元交配
  • 媛っこ地鶏 — 「伊予路しゃも」(雌)と農林系ホワイトプリマスロック(雄)を交配した四元交配。伊予路しゃもは名古屋種・愛媛系ロードアイランドレッド・軍鶏の血統を受け継ぐ
  • 豊のしゃも — シャモ(父鶏)と九州ロード(母鶏)の交配
  • 天草大王 — 大型で優れた肉質を持つ「原種 天草大王」の雄に、産卵率が高い「九州ロード」の雌を交配した交雑種。原種は文献をもとにランシャン50%・シャモ25%・熊本コーチン25%の血液割合で交配した基礎鶏から復元された
  • 京地どり — 二元交雑種。父系は大型シャモ、母系は横斑プリマスロック
  • 彩の国地鶏タマシャモ — 昭和59年に埼玉県養鶏試験場(現 農業技術研究センター)が大和軍鶏・ニューハンプシャー・大シャモを交配して作出した原種を、ロードアイランドレッドと交配したもの
  • 上州地鶏 — 群馬県畜産試験場が育種改良した、軍鶏(雄)と交雑種(雌:レッドコーニッシュ×ホワイトプリマスロック)を交配した雛

各銘柄の交配の記述(その銘柄の出典にあるもの)に、この品種の名前が出てくる銘柄です。血統の割合までは示していません。

数字で見る

軍鶏を使う銘柄がある都道府県は16都道府県です(青森県、山形県、福島県、茨城県、群馬県、埼玉県、東京都、長野県、京都府、奈良県、山口県、徳島県、愛媛県、福岡県、熊本県、大分県)。飼育日数の下限がある13件では、下限は75〜150日です(地鶏・銘柄鶏全体では75〜150日)。1㎡あたりの羽数に上限がある12件では、上限は5〜10羽です(全体では2〜10羽)。

名鑑に載せた銘柄だけを数えています。

在来種38品種の一覧 →

出典

  1. [J001] 地鶏肉の日本農林規格(平成11年農林水産省告示第844号、最終改正 令和7年9月2日) — 農林水産省 ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-24
  2. [J002] 地鶏肉の日本農林規格 新旧対照表(令和7年9月2日、JAS 0844:2025 附属書A 在来種) — 農林水産省 ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-28
  3. [M3122] 国指定文化財等データベース「軍鶏」 — 文化庁(国指定文化財等データベース) ・ 一次資料 ・ 確認日 2026-09-28